またまた甲斐犬がやってきた
近くにある実家で甲斐犬を飼うことになったので今日犬を迎えに行ってきた。
実家には父、母、弟が住んでいるのだが、元々みんな大の犬好きで(特に弟は、3.4歳の頃昼寝は必ず外の犬小屋で犬と一緒にしていたというムツゴロウさん級の伝説をもつ程。笑)私が子供の頃からずっと犬を飼っていて、私が実家を出てからも室内犬を飼い可愛がっていた。
数年前、飼っていた室内犬が原因不明の病で急死し、その後も犬を飼いたがっていたが、3人とも仕事が忙しく犬の散歩や世話に費やす時間があまりないということで飼うことを躊躇っていた。
しかし私が甲斐犬というすばらしい犬を飼ってしまったことで3人の犬好き魂に火がついてしまったようだ。
私も他の甲斐犬も見てみたいという思いもあり、ある日たまたま良さそうな甲斐犬の子犬を見つけ、そのことを父に伝えると即答で飼うということになり、すぐにブリーダーさんに連絡をとり各々の手続きを済ませ、今日空輸で送っていただき空港まで迎えに行ってきた。
仕事の都合で父の代わりに私が空港まで迎えに行くと、受け取りカウンターの奥で犬のクンクン鳴く声がする。
一刻も早く犬が見たいという早る気持ちを抑え、至って冷静な顔で手続きを済ませ、無事に受け取り完了。
受け取った瞬間強烈な異臭が漂ってきたが、そんなことは気にせず早く犬が見たいという一心で車の助手席に乗せ開封。
命名「リキ」
黒虎毛 牡
許可を取ってないので詳細はさけるが、展覧会などで多数ご活躍中のブリーダーさんの所で生まれ、父犬も展覧会で好成績を残しているようで、とても優秀な血統の犬のようだ。
私自身は展覧会にあまり興味はないが、甲斐犬ど素人の私とっては1つの基準にはなるのでありがたい。
親犬の血統を調べてみると、どうやら銀と祖父が同じらしい。
つまり従兄弟ということになる。
犬にとっては従兄弟ということなど全く関係ないだろうが、早く2匹とも成犬になり、仲良く山で駆け回る姿を見たい。
甲斐犬の牡同士ということもあり、下手すると血みどろの死闘になりそうな気がするが、何とかそうならないように育てていきたい。
開封し私の顔を見るなりすぐに甘えた声を出し指にしがみついてきたリキ。
箱の中を見ると糞まみれ。
どうやら輸送途中に脱糞していたらしい。
強烈な異臭の正体はこれだったのか!
リキに「すぐに綺麗にしてやるからな」と声をかけ、今日日中置いておく予定の仕事場に向かう。
つづく